2011年02月

オープン戦始まる

・野球ファンとしては待ちに待ったオープン戦が始まった。紅白戦、練習試合、オープン戦とグレードは次第に上がってくる。まだこの段階では、誰が調子がいいか、新人は使えるか、守備をコンバートした選手は大丈夫か、などなど課題を検証する。

・特に、新人の試用期間的なテスト段階でどれくらい結果が出せるかが、まず第一関門だ。なかなか期待ほど活躍できない、いや期待以上に結果が出せる、どちらともいえない、などなど迷う結果が出ることが多い。

・そこで指揮官がどう考えるかだ。試合で使って慣れて結果を出さないと難しいが、目先の勝ちにこだわると新人は使えない。そこをぐっと我慢して結果が出ないが使い続けることができるか?

・過去の実績のない外人と新人の使用方法は非常に難しい。しかし、指揮官の眼力で使い続けないと結果は出ない。少しやってダメなら引っ込めていたのでは、とても大成しないだろう。トップの我慢が将来の可能性を摘むか、活かすか。非常に大事な決断だ。

ゴルフアメリカツアーに注目

・ゴルフの今シーズンがアメリカで開幕した。男子、女子共に開幕したが、注目の石川遼は出遅れたし、宮崎藍も苦戦している。やはり初めからコンスタントにいい成績を残すのは難しい。しかし、それを乗り越えていくのがプロと言うものだろう。

・石川は今期はマスターズまでアメリカで頑張ると言う。彼はまだ10代なのだ。その年齢でアメリカで頑張れること自体が素晴らしいことではないか。昔では考えられないことだが。

・しかし、アメリカでも韓国選手の活躍は目覚しい。昨年度の日本男子の賞金王は韓国の選手だった。確か、女子も韓国の選手なので、アベックナンバーワンだったはずだ。日本選手の活躍がないのは残念だが、韓国選手のガッツも素晴らしい。

・海外で移動しながらの転戦は非常に消耗する。海外に転々と長期出張したことのある小生は、よく分かるが移動しながらの仕事は非常に辛いものがある。しかし、時差や食事の不規則に対応しながら戦うのが本当のプロというものだ。一度これをやって通らないと成長しない。

気がつけば海外で活躍するJリーガーがなんと多くいることか

・サッカーのアジアカップが終了し、最高の結果を残していったんザックジャパンは解散した。解散したと同時に、数名の選手が日本からヨーロッパに渡った。長友、岡崎、・・・・。彼らの活躍に注目したい。

・10年以上前にJリーグが出来たときに、こういう状態を誰が想像しただろうか。過去に海外で活躍した選手と言えば、三浦しかいなかった。それがどうだ。ここ数年、成岡も知らないくらいの選手まで海外でプレーしている。

・つい最近では高校生が卒業を待たずに海外に出て、しかも最年少でゴールをゲットしたという。なんと才能があるということは素晴らしい。また、サッカーはそういう風土、環境が整っている。何より、海外、ヨーロッパで盛んなスポーツは世界との距離が短い。そこが野球と違うところだ。

・野球で活躍するならアメリカしかない。ところがサッカーは南米、ヨーロッパ、その他欧州などとにかく広い。広いといろいろな可能性がある。もっとどんどん優秀な選手が海外に行くことだ。狭い日本の空気より、海外の空気のほうがよほど栄養になる。

開幕一軍に誰がルーキーで残るか

・プロ野球の開幕まであと1ヵ月半。今年はセパ同時開幕になる。3月末の開幕まで、まだキャンプは続くが、ぼちぼち練習試合、紅白戦、オープン戦と試合形式の練習に移行してきた。実戦に近づき、結構面白い結果が出ている。果たして、今年のドラフトで指名入団したルーキーや、いかに。

・新人が開幕一軍に入ることは非常に難しい。まして、開幕スタメンとなると至難の業だ。まずは新人はほとんどの選手が開幕一軍を目指す。それくらい一軍のベンチ入りは敷居が高い。人数も少ないこともあるが、実力、体調、ケガ、そのときの調子など、いろいろな要素がからむ。単に力があるだけでは通用しない。

・二軍でいくらいい結果を出しても、一軍の実戦で通用しないとプロ野球の選手としては落第だ。それくらい一軍と二軍では、天と地ほどの差がある。二軍で活躍した選手でも一軍では通用しなかった選手が山ほどいる。ドラフト一位で騒がれて入団しても、二軍暮らしの間にダメになる。

・プロは一軍で活躍してなんぼの世界だ。二軍でいくら結果を出しても、一軍の結果がプロの成績なのだ。一軍と二軍との間には、それこそ途方もないくらいの距離がある。そこを実力で駆け抜けた選手が、一軍の栄光を手にする。非常に合理的で分かりやすい。企業にもそれくらいのシビアさがあってもいい。

大相撲の八百長事件

・大相撲が揺れている。八百長疑惑で春場所が中止になり、5月場所の開催も危ぶまれている。おそらく、そこまで長引くだろうから、5月東京国技館での開催も絶望的だろう。それくらい、ことは根深く、膿は大きい。

・過去から大相撲と八百長は切っても切れない関係だったと言われている。多くの週刊誌が取り上げたが、その度に相撲協会はもみ消してきた。今回は逃げられない。とことんやるとなると数ヶ月くらいかかる大事件だ。

・我々素人が見ても、無気力相撲以上におかしい取り組みがあったことは事実だろう。確かに八百長と断定できなくても、明らかにおかしいなと思える取り組みは、過去に多くあったことは、実はみんな思っている。

・それを逃げてきた協会の責任は重たい。知ってて知らん振りしていた。分かっていたのに知らないふりをしていた。そのつけがいま、回ってきた。さあ、これにどう対処するか。とことんやる気概を見せて欲しい。
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