2009年02月

若い人が活躍すると活性化する

テニス、ゴルフなど最近若手の活躍が目立つスポーツは、その種目そのものが活性化している。
女子ゴルフでまた一人京都出身の若手森田選手がプロデビューする。宮里や上田桃子、男子の石川などが活躍しただけで、ギャラリーは増え、TVの放送は視聴率が上がる。げんきんなもので、若手が活躍し面白ければ、単純に観客は増えるのだ。
新陳代謝は大事なことで、それがないと組織は活性化しない。若手が台頭すると、ベテランも奮起し、全体に活力がみなぎる。
どんな組織も、会社も、活発に若手が頑張り、ほどよい新陳代謝が継続することが、全体の成長につながる。

WBCは勝てるか?

オーストラリアとの練習試合が終わって、あと西武、巨人と練習試合があり、いよいよ3月5日からアジア予選が始まる。
日本、韓国、台湾、中国の4カ国でリーグ戦を行い、上位2チームがアメリカラウンドに進出する。
まず、このアジア予選を勝ち抜かねばならない。やはり当面の敵は韓国。ここ数年韓国に勝っていない日本としては、まずここで叩いて勢いに乗りたい。しかし、逆にやられるとかなりダメージを引きずってアメリカに行かねばならない。
いや、台湾も侮れない。
強敵が揃っているアジアリーグでうまく波に乗れば、あとは勢いがついてそのまま突っ走る可能性もある。
ここ数試合の状況では、意外なヒーローが出る可能性もある。
比較的小粒な選手を選んだのは、走れる選手を取りたかった。打撃は波があるが、守備と走塁は波がない。
意外と守備の人がヒーローになる可能性もある。

WBC西武の中島はドラフト5位だった

WBCのショートで活躍している西武の中島は、ドラフト5位指名だった。しかも、投手と外野で入団している。それが、数年経って日本を代表するショートに育った。
入団後コンバートしたのは、当時の伊東前監督だったそうだが、選手の個性や将来性、当時のその球団の事情などからの決定だったのだろう。
会社で言えば、新入社員がなかなか力を発揮できないでいたが、部署を異動したら非常に結果を残したということか。
そういう意味では、教育や指導に当たる上司の責任は重たく、かつ大きい。
筆者が在籍したいくつかの企業でも、営業でやってみたが全然ダメで、他の部署に異動したら成果を出したという事例は多くある。
人間というものは、ある状況だけの結果で判断してはいけないということの、典型的な事例だ。
半年や1年で、あいつはダメだという前に、再度その人間のいいところ、長所を再点検することが重要だ。

企業スポーツの限界

大企業の運動部が転機にさしかかっている。野球、陸上、ラグビー、サッカー、ジャンプ、バレー、スケート、などなど。景気が悪く、会社が赤字になると、こういう運動部をとかげの尻尾のように、切ろうとする。広告宣伝の一環と考えれば、中止も当然だろう。
企業は利益を出して、なんぼの世界だ。それがスポーツのクラブを運営すること自体がおかしい。本来スポーツは地域や社会で支えるべきだ。外国のクラブは、そのほとんどが地域が支えている。
日本の運動部は、中学から学校が支え、社会人になると企業が支える。それにみんな甘んじている。そもそもがおかしい。
唯一正しい行き方はサッカーのJリーグだ。企業は単なるスポンサーであり、基本的に地域のクラブ=運営会社が支える。これが正しい姿だ。
プロ野球も企業が運営し、企業の広告塔だ。これでは優秀な有名な選手が、みんな大リーグに逃げていく。何とかしないといけない。

石川 遼君予選落ちは結果オーライ

残念ながら石川のアメリカ初挑戦は3打足りず予選落ちだった。しかし、結果、内容は悪くない。もっと惨憺たる成績かと思っていたが、結構頑張った。あのタイガーウッズでも、初戦は予選落ちだったのだから。
やはり、環境の違いなどあっただろうが、終わってからのコメントがなかなか良かった。今後に期待を抱かせるコメントだった。
曰く、いいとことろも悪いところも何となく分かった。修正できるところがたくさんある。
まだ17歳だからこれからの期待値大だ。20歳で自身はマスターズに優勝するという小学校の卒業文集に書いたという。
これは立派だ。やはり明確な目標のある人間は強い。
プロフィール

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